システム活用術

システム会社にホームページであるWEBシステムの制作を依頼した場合、デザイン会社の制作費用と比べて制作費用があまりにも高く目が飛び出たという経験をされた方もいらっしゃると思います。見た目は何にも変わらないのにデザイン会社とシステム会社ではなぜそんなに制作費用が違うのか？このことについてご説明します。

ここではデザイン会社が制作するホームページを静的ホームページ、システム会社が制作するWEBシステムを動的ホームページと区別します。インターネットユーザーから見て静的ホームページも動的ホームページ（WEBシステム）も見え方に違いはありません。ただ、見た目は同じでも静的ホームページと動的ホームページはそもそもの作りや動作は大きく異なります。

自動車に例えると、静的ホームページは走行できない実寸大の模型、動的ホームページは走行できる自動車といったイメージでしょうか？ 自動車を走行させるためにはエンジン、ブレーキ、バッテリーなど様々な部品が必要です。この自動車を走らせるための目に見えない部品を装備しているのが動的ホームページで、これが静的ホームページとの大きな違いという事になります。

一般的に静的ホームページは外から見えるボディー部分（ホームページデザイン）の制作費用だけに対して、動的ホームページにはボディー部分（ホームページ デザイン）にエンジンやブレーキなどの走行するために必要な部品（プログラミングなど）が装備されています。静的ホームページも動的ホームページもまず ホームページをデザインする作業があり、そこから更に動的ホームページはWEBサーバーと呼ばれる場所にプログラムが動くため環境を構築し、目的に応じた プログラム開発を行うため、その作業に応じた構築費用が必要になってきます。

このようにインターネットユーザーにとっては見た目が同じでも、静的ホームページと動的ホームページでは作りや動作は大きく違います。

 

 

 

 

 

• ホームページを会員制にしたい
• 問合せ内容を蓄積したい
• 価格やジャンルで商品を検索できるようにしたい
• 買い物カゴを使って商品を販売したい
• 登録している顧客に一斉にメールマガジンを配信したい

 

などなど、これらの機能を実現させるためにはWEBシステムでなければ実現できません。誰でも簡単にホームページを制作できる時代ではありますが、それは あくまで静的ホームページのことで、ホームページで仕掛けをするWEBシステムの構築には専門の知識とノウハウが必要です。

ホームページの制作を行う場合、そのホームページで行いたいことが静的ホームページで対応できる内容なのか、それともWEBシステムでなければ対応できな いのかをまずは考えていただき、WEBシステムでなければならない場合はそれ相応の構築費用が掛かると知っておいていただければ、システム会社からの価格 提示に目が飛び出ることは減るのではないでしょうか？

それでもシステム会社の中には目が飛び出る価格を提示するところはあると思いますが・・・。

 

 

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