システム活用術

ホームページを作成すると、どんどん問合せがくることをつい期待しがちですが、残念ながらその期待にそうようなホームページにはなかなかなりません。反応や問合せがこない理由は様々ありますが、中にはお客様の商品やサービスより劣っているホームページの方がより反応がよいということもあります。

実際の店舗でのリアルな問合せとは異なり、ホームページを介しての問合せにはホームページ独特の性質があります。

【個人情報への警戒心】
実際の店舗ならば、問合せをするひとは自身の個人情報をを明らかにせずに、気軽に商品やサービスについて面と向かって尋ねることができるのですが、ホームページの場合は回答を得るため見えない相手にメールアドレスなどの個人情報を提示しなければなりません。

【情報の不足】
ホームページは性善説で作らせた仕組みのため、残念ながらいまなお悪質なホームページが存在しています。プライバシーポリシーや収集した個人情報の使い道など一般的に他のホームページで掲載している情報が不足していると、尋ねたいことがあっても躊躇してしまう可能性があります。

【問合せへの誘導不足】
実際の店舗で来店者が何かを探しているようならば、気軽に声を掛けて、探し求めているものを聞き出して、積極的に問合せを促すことができるのですが、ホームページの場合、直接聞き出すことはできません。ホームページの問合せを待つしかないのです。